映画 「里山」
一般公開より一足早く映画「里山」の試写会に行ってきました。
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「NHKスペシャル」で放送され、1部2部3部とも大反響を呼んだ傑作ドキュメンタリー「里山」シリーズに、一部新たなシーンが追加され劇場版として登場したものです。
朝日に輝く棚田から始まり四季折々の里山の人々の生活、里山と共存する動物たち、クヌギの雑木林に集まるカブトムシなどの昆虫や、木々を宿とする鳥たち、うろで冬を越すミツバチたちが画面いっぱいに登場します。
そして『ひこばえ』・・・
初めて聞く言葉でしたが、木を切り倒した切り株から新たな芽が出てくることです。
ドングリから育てるよりも、根が残っているので水分や養分の吸収力があり成長が速いのです。株さえ残しておけば、株から新芽が出て15年くらいたつとしっかりした雑木林になります。
切り倒したクヌギにシイタケの菌を植え付けシイタケを収穫し、棚田で米を作り、秋には柿を収穫し干し柿に。クヌギから出る樹液に集まるカブトムシたち、落ちた柿を拾いに来るタヌキやキツネ、木に残った柿をついばむ鳥、森と、人間と、動物たちの共存。
同じような映像でも、テレビと映画とではこんなに違うのかなと思いました。
自然の発するメッセージが心にしみ、自然の生命とリズムを感じることができました。
テレビやDVDではなく、ぜひ大スクリーンで見ることをお勧めしたい映画です。
by nhana19 | 2009-08-11 22:26 | 映画
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