映画「冬の小鳥」&国立博物館「東大寺大仏―天平の至宝―」展
「冬の小鳥」
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「ほとんどの部分は創作だが、9歳だった時の心のままに書いた」とウニー・ルコント監督が語るとおり、実際に韓国から養子としてフランスに渡った監督の実体験から生まれた物語です。
1975年、バスでソウル郊外の児童養護施設に連れてこられた少女が、父が迎えに来てくれると信じ、周りになじもうとせず、かたくなに反発や抵抗を繰り返すが、やがてそれを乗り越え、フランスの里親のところにもらわれていく。
児童養護施設での、子供たちの心模様、心の触れ合いがとても優しく描かれています。
フランスの飛行場に降り立ち、不安な眼で里親を探し・・・里親の溢れる笑顔での出迎え・・・ここで映画は終わっていますが、この映画を作ることができたということが彼女のこれまでの歩みを物語っていると思いました。

映画の後岩波ホールの近くの「ムアン・タイ・なべ」で食事。おいしい~♪
お天気も良く、後味の良い心温まる映画だったので、食事も美味しくいただきました。
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そのあと上野の東京国立博物館へ。
上野のお山の公園の噴水に虹が出ています。きれい~♪
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国立博物館では、特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」 が開催されていました。
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私のお目当ては、寺外では初めての公開となる「八角燈籠」
大仏殿の前庭にある「八角灯籠」で、わが国最古最大の鋳銅製灯籠です(高さ4.6M)。
太平洋戦争後、アメリカの文化財の分かる高官がこの灯籠を見て、もしアメリカが日本から賠償金を取るならばこの灯籠で充分と言われたという話があるくらい価値のあるものです。
この写真は今年の8月に東大寺を訪れたときに撮ったものですが、これを東京で見ることができるとは思っていませんでした。
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観た後の感想。
東大寺の前で見たときには、建物自体が大きいのでその前にある燈籠はそれほど大きく見えませんでしたが、なんと・・・こんなに大きかったの。
よくこれだけのものを運べたわね。

室内で見る燈籠にはかすかにライトが当てられ、燈籠の中にはLED(発光ダイオード)が仕掛けられているので、文様が透けてよく見えました。LEDはほとんど熱を持たないので、中に入れても燈籠に悪い影響を与えないのだそうです。
不空羂索観音菩薩立像光背・・・ということは菩薩は東大寺に光背無しでいらっしゃるってこと!学芸員の方に伺ったら、菩薩は傷みが激しいので、移動には耐えられなかったということでした。光背無しの菩薩様かわいそう~・・・
今日は見学の方も少なく、ゆっくり見ることができました。
久しぶりに充実した1日を過ごすことができました。
by nhana19 | 2010-10-27 22:06 | ミステリーツァー
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