金沢へⅢ ~七尾 石川県七尾美術館~
朝5:43に能登島大橋のところからお日様が上がりました。美しい~・・・
e0055176_011920.jpg
食事はレストランで、コーヒーはロビーラウンジでゆっくりいただけるのがうれしい。
e0055176_061541.jpg
今日は石川県七尾美術館に行きます。今回の旅行で私にとっての1番のハイライトです。
七尾は長谷川等伯の生まれ故郷ですが、等伯が33歳の時に養父母が相次いで亡くなっており、恐らくはそれを機に妻子を連れて上洛したのではないかと考えられています。

今「長谷川等泊展」が開催されており、「山水図襖」(圓徳院所蔵)がメインに。
旧大徳寺三玄院の襖絵で、等伯は描くことを和尚に断られたにもかかわらず、和尚の留守中に上がり込み一気に描いたといいます。また、この襖にはもともと桐紋が施されており、冬景ではその文様を雪景色に見立てて描いたといわれます。
前から見たいと思っていた襖絵で、今回なんてラッキーなんでしょう♪
うっすらと描かれている人物は旅の途中の等伯親子ではないかと言われているこの冬景襖絵は、残念ながら先月中のお披露目だったので見ることができませんでした。
桐紋が入っているので、この襖に絵など描く必要はなかったのに…墨絵と桐紋がマッチしていてみごとでした
e0055176_1361528.jpg
e0055176_13133100.jpg

「月夜松林図屏風」&「複製松林図屏風」
松林図とよく似ていますが、左上に月が描かれている「月夜松林図屏風」。
「複製松林図屏風」と並べて展示してありましたが、複製といっても複製制作のためにうん千万円かかったそうです。対比できるので面白く観ました。
e0055176_13164966.jpg

長谷川等伯の長男久蔵の現存する絵は3枚しかないそうです。
「桜図」は京都智積院に。そして後の2枚は大原御幸図屏風(東京国立博物館)、祇園会図 (石川県立美術館)です。
「大原御幸図屏風」を見ることができました。
この絵は「平家物語」がテーマで、大原に庵を結んで平家一門の菩提を弔う建礼門院の元に、後白河法皇がお忍びで訪ねている場面が描かれた作品です。
久蔵20歳過ぎころの作品といわれていますが、26歳で亡くなったことが長谷川派にとってどれほどの痛手であったことか伺えます。
e0055176_1431564.jpg

もし久蔵が生きていたら長谷川派は狩野派を超えられたか?歴史に「もしも」はね…

七尾駅に長谷川等伯の旅姿の象がありました。手には絵筆を持っています。
e0055176_1462052.jpg

ラッピング列車「国宝長谷川等伯号」が七尾~金沢間で走っていました。
e0055176_1420199.jpg
e0055176_14201599.jpg
e0055176_14202528.jpg

by nhana19 | 2012-09-08 23:20 | 旅&歩く&見る&食べる
<< 金沢Ⅳ ~七尾 氷見 金沢へ~ 金沢へⅡ ~能登半島 和倉温泉~ >>