2006本屋大賞
 売りの現場からベストセラーを作ろうと、全国の書店員が自分たちが最もお客様に
お勧めしたい本を投票で選ぶ第3回「本屋大賞」
今年は リリー・フランキーの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」に決まりました。
最終投票には290人の書店員が参加しました。
対象は2005年11月までの1年間に刊行された日本の小説。

今年の大賞作は、読んだ40代から50代の男性が号泣したといわれています。

     「ただいるだけで」 相田みつを

       たたいるだけで
   
       あなたがそこに
       ただいるだけで
       その場の空気が
       あかるくなる
       あなたがそこに
       ただいるだけで
       みんなのこころが
       やすらぐ
       そんな
       あなたにわたしも
       なりたい

オカンの好きだった相田みつをの詩
オカンのあこがれる人物像だったのだろうか。
69歳のオカンのなりたい、人の姿だったのだろうか。
でも、少なくとも僕にとってのオカンは、この詩のとおり、ただいるだけでボクに明かりを照らし、
安らぎを与えてくれる人だった。

と、リリー・フランキーは書いています。


淡々と書き綴っているこの小説はとてもよかったです。
昔の母親は忍耐強かった。子供のためには愛情を惜しまなかった。
だから40代50代の息子は泣けるのかもしれませんね。
しかし、今の息子にとって、目に映る母親はこうではないでしょう・・・
時代が違うとはいえ、子供にかける愛情は見習わなければいけませんね。


       母親というものは」  葉 祥明

       母親というものは無欲なものです
       わが子がどんなに偉くなるよりも
       どんなにお金持ちになるよりも
       毎日元気でいてくれることを
       心の底から願います。
       どんなに高価な贈り物より
       我が子の優しいひとことで
       十分過ぎるほど幸せになれる
       母親というものは
       実に本当に無欲なものです
       だから母親を泣かすのは
       この世で一番いけないことなのです

      

2005年の「本屋大賞」は 恩田陸  「夜のピクニック」
2004年初回の「本屋大賞」は 小川洋子  「博士の愛した数式」です。
by nhana19 | 2006-04-11 23:04 | 読書
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