映画 「家の鍵」
 友人が誘ってくれて、思いがけず 神保町の岩波ホールまで行ってきました。
映画の題名は「家の鍵」

 難産の末に恋人を失ったショックから、心身に障害を持って生まれてきた我が子を
死んだ恋人の家族に預け去って行ったジャンニ。
15年の空白を経て初めて息子パオロと会い、ベルリンの病院へと連れて行くことになった。
ミュンヘンからベルリンへ。
病院でパオロの検査中、障害を持つ若い女性の病室にいた母親ニコールと知り合いになる。
「父親がついてくるなんて珍しい」と言うニコールに、ジャンニは「僕は父親じゃない」という。
心身に障害を持つパオロの姿を通して、父と子の絆、障害を抱えた子どもと家族の深い苦悩を
描いた感動のドラマでした。
「私たちはただ待つしかない」  「そばにいたいなら苦しむ覚悟が必要だ」
「いっそ死んでくれればと思うことがある」というニコールの言葉が重い。

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いずれにしても、アンドレア・ロッシ(パオロ)と出会い、1年間、彼と生活を共にするという
経験がなければ、この映画を撮ることはなかったでしょう。
映画の中で父親がたどった軌跡は、私自身の軌跡でもあるのです。

とジャンニ・アメリオ監督は言っています。
 これからの未来にたくさんの障害と苦悩が待っていることが予感されますが、  でも
お互い理解し合い必ず乗り越えられる、という明るい未来が感じられ後味の良い映画でした。
by nhana19 | 2006-04-17 22:47 | 映画
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