映画 「ユナイテッド 93」
  イクスピアリに 「ユナイッテド93」を見に行ってきました。
映画の中でのこの結末が、真実かそうでないかは別にして良い映画でした。

 いつもと同じ1日が始まろうとしていた2001年9月11日朝。
通信の途絶えていたアメリカン航空11便から、ハイジャック犯の声が入る。
その情報は防空指令センターに伝えられ臨戦体制がとられるが、アメリカン航空
11便の機影がマンハッタン上空でレーダーから消える。
その後見たものは・・・  ワールド・トレード・センター北棟に激突した飛行機。
始めそれは、間違って激突してしまった小型機か?と思われた。
その後、ユナイッテッド航空175便がワールド・トレード・センター南棟へ激突。
パニック状態の各管制センター、地区防空指令センター・・・
レーダーから消えた飛行機はないか、通信が途絶えた飛行機はないか一機ずつ
確認を取っていく管制センターの人々。
そのときアメリカ上空を飛んでいた航空機はおよそ4500機。
そして、三機目アメリカン航空77便が国防総省ペンタゴンへ激突。
最後に、ユナイッテッド航空93便はターゲットに達することなくペンシルベニア州
シャンクスヴィルで墜落。93便の機内で何が起こったのか。



 この映画には、俳優女優に混じって、実際のパイロットや、乗務員経験を持つ人、またSeptember 11 attack当日連邦航空管制センターに居た人などが演じています。
大統領を始め、国防総省、各地区防空指令センター、管制センターがどれだけパニックに
なり、なすすべもなく四機を失ってしまったかがこの映画で分かりました。
アメリカだけでなくどこでも、そして空だけでなく、地下鉄、公共施設でも起こるテロに対して
の防止策、連携マニュアルを日本もしっかり作っているでしょうか。
 
by nhana19 | 2006-08-25 20:52 | 映画
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