上野のお山 Ⅰ
 東京都美術館の「大エルミタージュ美術館展」と、東京国立博物館「仏像 一木(いちぼく)
にこめられた祈り」を見に行ってきました。

e0055176_22125492.jpgエルミタージュ美術館に大好きな絵があります。
イワン・クラムスコイの「忘れえぬ人」
"ロシアのモナリザ"とも言われていますが、
レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザと同じように、
絵がどこから見ても自分を見ているような視線で
描いてあります。この絵をもう一度見て見たい~
今回は残念なことに来ていませんが。

エルミタージュ美術館は、ルーブル美術館、大英博物館と並び、数の多さと質の高さから
世界三大美術館の一つといわれています。
エカテリーナ2世が自分の楽しみと、ロシアの文化向上のために集め始めてから、数々の
皇帝、帝政時代の貴族によって蒐集は続けられ、今では部屋の全てを回るだけで28kmに
及ぶ通路を歩き、300万点のコレクションを全て見ようとしたら、数年を要するということです。
今回、たくさんの作品の中で目を引いた作品が2点ありました。
            ヤーコブ・フィァン・ライスダール 《 森の中の小川 》

旧約聖書のヨブ記には人間の一生を木に喩えた一説があります。
「木は切られても又新芽を吹き、若枝の絶えることはない。地に下ろしたその根が老い
幹が朽ちて塵に返ろうとも、水気にあえば又芽を吹き、苗木のように枝を張る。
だが人間は死んで横たわる。息絶えれば人はどこへ行ってしまうのか。」

           ゴーギャン 《 果実を持つ女(エウ ハエレ・イア・オエ) 》


e0055176_03377.jpgこの絵には「エウ ハエレ・イア・オエ」と言う副題が
付いています。
左下にサインがありますが、そこにこの文字が
刻まれています。 ”われわれはどこへ行くのか”

果実はタヒチのかぼちゃです。上に紐を通して、主に水の運搬に使われているようです。
”われわれはどこから来たのか” ”われわれは何者か” ”われわれはどこへ行くのか”
ゴーギャンは、この問いをみずからの作品のテーマに掲げました。

東京都美術館美術館はとても混んでいましたが、配置が良かったのか、枚数も多からず
少なからず、ゆっくりと鑑賞することができました。

夫とコーヒーを一杯飲んで、さあ、国立博物館へ・・・・・
by nhana19 | 2006-11-03 23:16 | 展覧会☆コンサート☆観劇
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