国際子ども図書館~
今日は雨が降っていましたが、布の絵本を一緒に作っている人たちと、上野にある国際子ども図書館へ行ってきました。
子ども図書館はわが国初の国立の児童書専門の図書館です。
「子どもの本は世界をつなぎ、未来を拓く」という理念に基づき、子供の読書環境・情報提供環境の整備のための活動を行っています。(国際子ども図書館パンフレットより)
外観はルネッサンス様式の古めかしい建物ですが、中は明るく、カフェテリアもあり、ゆっくり絵本を見ることができます。
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今「チェコへの扉」のイベントをやっていて、チェコやスロバキアの絵本がたくさん展示されていました。残念ながら、馴染みがない絵本ばかりでしたが、芥川龍之介の「河童」が「Vodníci」として1958年にチェコで絵本として出版されていたのにはびっくりしました。
ふきのとう文庫の、布でできている絵本や、懐かしい絵本もたくさんありました。国立博物館を正面に見て左奥にありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいませ。お勧めです。

国際子ども図書館のすぐ隣には黒田記念館があり、近代日本の美術に大きな足跡を残した黒田清輝の絵が展示してあります。
何といっても有名なのは「湖畔」ですが、「智・感・情」も立ち止まったら動けなくなるほど見とれてしまいました。「赤髪の少女」も鮮やかな緑の中の少女の後ろ姿がきれいでした。
ここは木曜日と土曜日の1時~4時までしか開いていないのでもし見たい方は曜日に気をつけていきましょう。

このあと、韻松亭に予約を取ってくれていたので、そこでランチをいただきました。
韻松亭は明治8年創業の歴史あるお店だそうです。部屋に通され窓からのロケーションに目を奪われました。広い窓、目の前には梅の木が。梅の時期にはさそ綺麗でしょう。
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はじめに「おから茶です」と、高山寺と名の入った鳥獣戯画の湯のみが出たのにはびっくりしました。おから茶~・・・初めて飲みました。
私たちがいただいたのは、”花籠膳 月” はじめに茶碗蒸しと、きすの天ぷら国際子ども図書館~_e0055176_0274682.jpg国際子ども図書館~_e0055176_0293499.jpg
この籠の中にどんなのが入っているのかなと、ちょっとわくわく
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100パーセント国産の大豆と季節の新鮮な野菜を使った豆菜料理です。湯葉や、豆腐、卯の花、生麩の揚げ物など色とりどりの品が入っていました。
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大豆を炒ったものを炊き込んだ豆ごはんとなめこの赤だし。お代わりしました(笑)
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最後に甘さを抑えた麩饅頭。おから茶は香ばしかったです。
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雨の1日、充実した時間を過ごせました。
by nhana19 | 2008-05-29 23:47 | 展覧会☆コンサート☆観劇
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