スペインⅠ ~サグラダファミリア 生誕のファサード(正面)~
スペインへ10日間行ってきました。と言ってもスペインは直行便がないので、8日間ホテルには泊まりますが、実質7日間の観光です。
12時間半乗って、乗り継ぎ空港で何時間か待ち、乗継いで2時間半。スペインは遠いです。長時間乗るからにはJALでと、日本語で全て通じる飛行機の中は快適でした。
バルセロナといえば楽しみにしていたのはガウディの建築物に会えること。
結婚もせず、家族を持たなかった孤高の建築家ガウディが、40年以上にわたって心血を注いで、生涯を賭けて設計したサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪聖堂)。
人々の現世の罪を購うために、イエスとマリアとヨゼフの聖家族に捧げられた大聖堂です。
テレビで見たり本で読んだりしてはいましたが、この教会の前に実際に立ってみると、あまりの大きさと、荘厳さと彫刻の素晴らしさに、呆然自失状態になりました。
e0055176_2340343.jpg
31歳から市電にはねられて亡くなる73歳まで、持てる力を全て注ぎこんで構想し、建設の指揮をし続けた最高傑作はいつ完成するのでしょう。
生誕のファサード

3つのファサード(生誕のファーサド・受難のファサード・栄光のファサード)の中で最初に完成し、2005年にユネスコ世界遺産登録を受けた「生誕の門」には巨大な4本の十二使徒の塔が立っています。12使徒のマタイ、ルカ、マルコ、ヨハネを表しています。
e0055176_22445830.jpg
4本の鐘塔の中心に糸杉をかたどった少し低い塔があります。e0055176_23483826.jpg

糸杉は、太くまっすぐ延びる幹と常緑の葉をもつことから生命力の象徴とされています。
糸杉の頂上には十字架と精霊を表す鳩のモニュメントがあります。

糸杉の根元には、2羽の雛鳥を翼を広げて外敵から守ろうとしているペリカンの親鳥がいます。
聖トーマスが残した言い伝えで、”ペリカンは食べ物がなくなって子供が飢え死にしそうになると、自らの胸をくちばしでつついて、出てくる血を子供に与えた”という話があるそうです。
このペリカンの像は、母親の子供に対する無限の愛を表す象徴として置かれたといいます。

その下にはJHS (イエスのアナグラム)と刻まれています。
ラテン語でイエスが救済者であることを示すIHSの文字はJHS(Jesus Hominum Salvator)を意味しています。
生誕のファサードには希望の扉口、慈愛の扉口、信仰の扉口と、3つ扉口があります。
その一つ慈愛の扉口の真中にイエス誕生の彫刻があり、幼いイエスが、聖母マリア、ヨセフ、牛とロバに囲まれています。
イエスの誕生を天使たちは喜んで音楽を奏でています。これらの天使たちは日本人彫刻家、外尾悦郎氏によって造られました。尚、天使の一人は外尾さんの奥さんの顔を模したといわれています。(赤丸の印をしてあるお顔です)
下の左側にはイエスに贈り物を持ってきた東方の三賢人が描かれています。
そして一番上には、大天使ガブリエルから受胎告知を受けるマリア様が描かれています。(画像をクリックすると大きい画像になります)
e0055176_0251144.jpg

生誕のファーサドには、キリストの生誕にまつわる彫刻がまだまだたくさんあるのですが、ここまでにさせていただきます。
by nhana19 | 2008-11-13 23:27 | 旅&歩く&見る&食べる
<< スペインⅡ ~サグラダファミリ... ハーバーサイドクリスマス >>