スペインⅩⅢ ~トレド~
トレドはヨーロッパでもっとも古い歴史を持つ都市のひとつです。
北をのぞく3方をスペイン最長のタホ川に囲まれた要塞都市で、16世紀で歩みを止めた町と呼ばれ、今でも中世の趣がたくさん残されています。「スペインで1日しか時間がないなら迷わずトレドを見ろ」とも言われている世界遺産の街です。
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私たちはタホ川に架かるサン・マルティン橋からトレドの街に入りました。
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トレド市の紋章である双頭の鷲です。
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大聖堂CATEDRAL
スペインを宗教的に区分すると12の大司教区に分か、トレドはこの12区の首位で、1227年にフェルナンド3世が建設を命じ、1593年に完成したスペイン・カトリックの総本山というべき寺院です。 カテドラルの建築様式はフランス・ゴシック調です。
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トレドはエル・グレコの町とも言われています。
スペイン三大画家(ベラスケス、ゴヤ、グレコ)のひとりとして知られているエル・グレコは、本名をドメニコス・テオトコプルスといい、1541年ギリシャのクレタ島で生まれました。
エル・グレコとはラテン語で”ギリシャ人”を意味します。
エル・グレコはこの街をたいへん愛し、「クレタは彼に生命を与え、トレドは彼に筆を授けた」と人々に言われました。
サント・トメ教会にある世界三大絵画の一つ、彼の最高傑作と言われる「オルガス伯爵の埋葬」です。(絵の上でクリックすると絵画を大きく見ることができます。)
彼の絵は神秘主義的であり、精神を描く画家と言われ、地上でのオルガス伯爵の肉体の埋葬と、死と同時に天に受け入れられ昇華してゆくオルガス伯の魂の昇天がキャンバスの上下で描かれています。
オルガス伯の遺体をやさしく持ち上げようとしている左側の人の頭上で手を上げこちらを見ているのがエル・グレコ自身の姿、また絵の左下で埋葬の光景を指差す黒い服を着た子供はエル・グレコの息子のホルヘ・マヌエルと言われています。
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マジパンが有名らしく、いたるところに売っていました。
買ってみたかったのに、食べてみたかったのに・・・時間がありませんでした。e0055176_21103318.jpge0055176_21184693.jpg
帰りは又サン・マルティン橋を通って。要塞都市と言われるゆえんでしょう。
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by nhana19 | 2008-12-07 01:23 | 旅&歩く&見る&食べる
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