スペインⅩⅳ ~マドリッド~
マドリッドはイベリア半島の中心に位置するスペインの首都です。
1561年にフェリペ2世がトレドからこの町に遷都して以来、政治、経済、文化の中心地として繁栄してきました。ヨーロッパ屈指の大都会であり、歴史的遺産の豊かな古都でもあります。
これは、1202年に制定されたマドリッド市の紋章です。プエルタ・デル・ソル(太陽の門)にある「熊とマドロニョ(桃)の木」の像は市の紋章の熊さんです。e0055176_22551785.jpge0055176_22554067.jpg
「プラド美術館」
パリのルーブル美術館、ロンドンのナショナルギャラリーと並ぶ世界に名だたる美術館で、所蔵絵画は8000点にのぼり、展示されている作品だけでも3000点を超えるということです。
ディエゴ・ベラスケス作『ラス・メニーナス(女官たち)』は空気遠近法という手法で描かれた、トレドのサント・トメ教会にあるエル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」につづき、世界三大絵画のひとつです。また18世紀のスペイン絵画を代表する巨匠ゴヤのコレクションが、プラドには約170点所蔵されています。
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「国立ソフィア王妃芸術センター」
20世紀の近現代美術を中心に展示されています。
パブロ・ピカソやサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロなどの展示品が豊富で、ピカソの『ゲルニカ』を所蔵している事でも有名です。
スペイン内戦の最中の1937年4月26日、スペインのバスク国の小都市ゲルニカがフランコ将軍を支援するナチスによって空爆されました。これは史上初めての都市無差別空爆と言われています。滞在中のパリでこの報を聞いたピカソは激怒し、パリ万国博覧会スペイン館の壁画として急遽ゲルニカを主題にこの作品に取り組み、6月4日に349.3㎝×776.6㎝の大作「ゲルニカ」を完成しました。 モノトーンのこの絵は反戦のシンボルとなりました。
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スペイン広場
セルバンテスのモニュメントで知られる広場で、セルバンテスの手前にはやせ馬のロシナンテに乗っていたドン・キホーテと従者サンチョ・パンサの像が立っています。
この辺は物騒ということで、カメラ以外何も持たずにバスを降り写真だけ取りました。セルバンテスのモニュメントの後方に見える今改装中の建物は、プラザホテルです。
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バスでの移動中見えたのはマドリッドで有名な”蚤の市(ラストロ)”。人・人・人の波。
人ごみに紛れてみたいような、怖いような。妙に魅力ある光景でした。
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人口は約313万人で、マドリード首都圏の人口は580万人に上ります。EUの都市では、ロンドン、ベルリンに次いで人口が多く、欧州を代表する世界都市とされるマドリッドは、とても活気のある街でした。
by nhana19 | 2008-12-08 21:25 | 旅&歩く&見る&食べる
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