カテゴリ:展覧会☆コンサート☆観劇( 39 )
久々の上野 「PARMA展」そして・・・
声はまだハスキーだけれどもうそろそろ外に出なくっちゃと・・・4日ぶりの外出です♪
8月はいつもお稽古をお休みにして食事会だけにしている刺繍の会の人たちと、上野の西洋美術館へパルマ展を見に行ってきました。久しぶりのしゃばは・・・なんてね(笑)
パルマ イタリア美術、もう一つの都」は、16世紀から17世紀にかけてイタリア北中部の都市パルマに花開いた美術を紹介する展覧会です。
e0055176_23251637.jpgパルマと聞いてはじめに思い浮かぶのが中田英寿が在籍したチームのあった都市。
そしてパルミジャーノレッジャーノのパルメザンチーズ、生ハム。
スタンダールの「パルムの僧院」
小説の舞台となったパルマ・カルトジオ教会がここにあります。ただしスタンダールは実際にはこの教会を見ていないといわれているそうですが。
風景画と違って宗教画というのは、宗教的背景、旧約聖書、新約聖書の世界をよく知っていないと中々理解することが難しいです。今回、棕櫚の葉が殉教を象徴してることをはじめて知りました。画法以前に、この絵は何を言おうとしているのか、これは聖書の中のどのエピソードかなど考えるだけでちょっと疲れてしまいました。
この時代、コレッジョやパルミジャニーノなどパルマには優れた芸術家がおり、フィレンツェなどからも絵の勉強に来た人が多くパルマの絵の水準は高かったようです。

絵を見た後はお山を降りて不忍池へ
今の時期、不忍池の半分は蓮で覆われていました。花の美しさに見とれました。
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花の次は団子でしょう・・・という事で池之端の東天紅の7Fに、今年出来たばかりの「不忍池・上野公園をのぞむ空中庭園ダイニングLUCIS GARDEN」があるというので行ったのですが、ちょうどお昼時で窓際に6人の空席はなく(予約をしていなかったので)個室に通されてしまいました。e0055176_0102015.jpge0055176_0103718.jpg
e0055176_0105280.jpgランチをいただきながら話に花が咲き、個室でよかったかななんて思ってしまいました。(取れない葡萄は酸っぱいの類かしら?笑)
9月に又お会いしましょう・・・と楽しい1日を終えるはずが、地元に帰ってきて又々腰を落ち着けてお茶タイム。
nettonさまの健康のバイブルは『友と笑い合う』をさっそく実践させていただきました♪
ところで・・・帰り道上野駅山手線ホームから丸井さんを見ていたらな!な!なんと・・・3時15分現在気温38度。暑いはずよね・・・
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by nhana19 | 2007-08-04 23:06 | 展覧会☆コンサート☆観劇
MONET 大回顧展モネ
もうそろそろ終わりに近づいてきた「MONET 大回顧展モネ」へ行ってきました。
国立新美術館は東京都知事選に出られた黒川紀章さんの設計された美術館です。東京ミッドタウンデビューを兼ねて行った美術館はきれいな流線を描いたはとても美しい建物でした。
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ポール・ボキューズ氏のレストランもありました。美術館の内部もステキなデザインです。
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自館の所蔵品(コレクション)を持たない国立新美術館に、世界で最も愛されているモネの作品97点が、世界の美術館から集められました。
モネは、大まかな印象を鋭い観察力で一瞬にして捉え、「モネは目でしかない。しかしなんとすばらしい目だろう」とセザンヌに言わしめた人です。
私達は、”何も無い”色彩と考えられていた白という色の表現の仕方、そしてモネの絵に欠かせない”光”の捉え方、濁りのない色を作り出す”点描”などを意識しながら見ていると・・・
ちょっと待って・・・上野のお山の美術館では気にならない何かが・・・
そう!ここはちょっと明るすぎます。ですから、絵画についているガラスに、見ている人やほかのものが反射して映るのです。これでは絵をしっかり見ることが出来ません。
保護のためかも知れませんが、油絵にガラスはいらないのではないでしょうか。
期待して行っただけに照明、ガラスの反射にちょっとがっかりしました。

夕ご飯はミッドタウンの近くの"オステリア・ナカムラ"でいただきました。
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どれを食べても美味しい~♪
ここはミッドタウンのオフィスで働いている夫の友人のお勧めのお店でした。e0055176_21392792.jpge0055176_22313827.jpg
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美味しいお店を紹介してくださった夫の友人に感謝。
by nhana19 | 2007-06-08 23:45 | 展覧会☆コンサート☆観劇
国立博物館 「受胎告知」を見に。
心待ちにしていた「受胎告知」をやっと見に行くことが出来ました。
今回は、第一会場第二会場に分かれていて第一会場には「受胎告知」1点のみ。
「受胎告知」とは神の言葉を伝えるメッセンジャーである大天使ガブリエルが、ナザレの町のダヴィデ家ヨゼフの婚約者であるマリアの前に現れ、イエス・キリストの懐妊を伝えるこの瞬間、場面を描いたものです。e0055176_1143811.jpg

『マリア、恐れることはないあなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい』『精霊があなたに降り、いと高き力があなたを包む。だから生まれるものは聖なるもの、神の子と呼ばれる』(『ルカによる福音書』)

天使は男性でも女性でもないが、このガブリエルだけは女性の姿で描かれることが多いそうです。ガブリエルが持っているユリの花はマリア様の象徴であると同時にガブリエルの象徴でもあり、処女の性を表すそうです。
作品の解説は、是非このサイトを見てくださいませ。(安易な手を使ってしまいました。)

第2会場はレオナルドダヴィンチの、他の面での”天才性”を表しています。
小説「ダヴィンチコード」で広く知られるようになったウィトルウィウス的人体図。ここから導き出される人体比率。鏡文字で書かれた文章。これは彼が左利きだったからといわれているが。
飛行機のレプリカ。絵画だけでなく彫刻、天文学、解剖学、科学、物理学、数学、建築学などこれほど多方面に優れている人は居ないのではないでしょうか。観ていて頭で理解するのが難しく、とても疲れました。”百聞は一見にしかず”是非見にいらしてください。

疲れた頭での帰り足、西洋美術館周辺の人の出入りが激しくなにやら看板が・・・
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今日は常設展の無料観覧日でした~~ラッキー!
西洋美術館は月の第2、第4土曜日、文化の日は常設展は無料なのだそうです。
そして今まで知らなかったのですが、常設展は絵画の写真撮影OKなのです。びっくり!
いつもは特別展を見たら常設展はほとんど素通りなのですが、今日はゆっくりと松方コレクションを観ました。これだけの作品を良く集めましたね・・・松方コレクションのモネの絵を3点。
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国立博物館のように1年間いつでも入館が可能なパスポートのような観覧券はありますか?
残念ながら、ありません。
by nhana19 | 2007-05-13 23:40 | 展覧会☆コンサート☆観劇
日本フラワー&ガーデンショー
ミサさんがブログでお得情報として紹介してくださっていたので、早速ネットに登録してもらった招待券を持って、友達と日本フラワー&ガーデンショー行ってきました。
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2日目の今日。オープンちょっと前に着きましたら、どこまで行ったらいいの・・・最後尾はどこ
という状態でした。でも会場が広いので、入ってしまえばどうという事はないのですが、どこの
ブースも人でいっぱい、ゆっくり説明を聞くことも出来ませんでした。
入って目に付いたのはガーベラ。種類、色彩、コーディネート・・・ステキでした。
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珍しい色のカラー「ブラックスター」
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鮮やかな朱色のチューリップ
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外来種としてニュージーランドから駆除されつつあるルピナス
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スイートコーン「ゴールドラッシュ」。きっと美味しそうな実がなるでしょう。
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長蛇の列が出来ていたので何かしらと見てみたら「エディブルフラワーの試食会」でした。
私達も列に並びいただきましたが、何種類かの花びらが入っていて彩りがとても美しく、
普通の野菜感覚で食べられるので、料理の添え、彩りに良いのではないでしょうか。
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花を見た後は当然だんご(?)でしょうか。
netton様と同じようにホテルオータニに行きましたが、私達が入ったのは「ガンシップ」。
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ブッフェスタイルのサラダ&スープに
プレートそしてデザート。
友達と話が弾み、ゆっくりくつろいでいたら
お天気が急変。
大嵐になったので益々ゆったりとお茶を頂き
ながらの雨宿りになりました。

ミサさま、お徳情報ありがとうございました☆彡
by nhana19 | 2007-03-24 20:24 | 展覧会☆コンサート☆観劇
東京国立博物館
お天気が良かったので散歩がてら上野のお山へ行ってきました。
テレビで放送していたカンザクラ。ありました・・・
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でも私勘違いしていたみたい。
国立博物館の近くの緋寒桜が咲いたのかと思っていましたがコチラはまだ1分咲きかな?
と言うかつぼみが膨らんだだけでした。
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さすが暖冬でもソメイヨシノのつぼみはまだ固かったです。

東京国立博物館はそれほど混んではいませんでした。
いま開催されている特別展は中国国家博物館名品展「悠久の美」です。
出土品の作られた年代を見ていて本当に悠久を感じます。
中国の新石器時代(紀元前6000年)にはもう稲作が行われており、紀元前2000年以降に
は青銅器文明が花開いていました。日本では紀元前と言ってもせいぜい200~300年位前
でしょうか?(無知なもので間違っていたらごめんなさい。)
中国の歴史の奥深さと、これほどの文明、出土品に私の心は数千年前に飛びました。
タイムマシンでその世界に行って見たいと恋願いました。
中国の「悠久の美」の向かい側の展示場ではニュージーランドの「マーオリ 楽園の神々」
をやっていました。
こちらも、マオリ族のカヌー、釣り針、武器、日々の暮らしの中の品々、装飾品など精巧な
木彫りの品々が展示されていました。マーオリの文化に触れることが出来ました。
このような出土品、木彫りの品々を見ていると、その国の文化と歴史に触れることが出来、
絵画展とは又違った面白さがありますね。

e0055176_14343261.jpg昨年7月に年パスを買って特別展は欠かさず見ているつもりですが今回を含めてもまだ3回目です。
今度の土、日で京都に行ってきますがその時に京都国立博物館へ寄ろうと思っています。
昨年も福岡に行った折、九州国立博物館に行ってきました。
これは使える年パスですよ。オススメです♪
by nhana19 | 2007-02-11 23:51 | 展覧会☆コンサート☆観劇
川村記念美術館 「アルベルト・ジャコメッティ」
 サークルの方から招待券をいただいたので「アルベルト・ジャコメッティ 矢内原伊作と
ともに]を見に川村記念美術館へ行ってきました。

川村記念美術館は千葉県佐倉市にあって、大日本インキ化学工業の創業者・川村喜十郎をはじめとする川村家3代が集めた絵画を展示してあります。
ルノアール、モネ、の絵もありました・・・「レンブラントがある!!」 
「アルベルト・ジャコメッティ」展を見たあと、その流れで常設展を見ていて夫とびっくり・・・
大日本インキの研究所の施設とともに広大な庭園のなかに美術館は建っています。

恥ずかしながら私は、ジャコメッティさんを知りませんでした。
彼は目に映るものを、「見えるとおり表す。」というただ1つのことを生涯かけて追及した
人です。 今回の展覧会の作品は、彼と矢内原伊作との深い友情から生まれたものです。
カフェで休息のひと時にも、新聞やテーブルのナプキンに多くの矢内原伊作が描かれました。
横顔のヤナイハラ、半身像のヤナイハラ、座るヤナイハラ、ヤナイハラの頭部など、スケッチ、
石膏像を見ていると、その作品から、矢内原伊作そのものがにじみ出てくるようでした。

      彼の仕事は、見えるがままに僕の顔を描くということだ。
     見えるがままに描く、 この一見簡単なことが
     しかし一体誰が本当に試みたであろうか。
                         矢内原伊作「ジャコメッティとともに」より
 

広大な庭園の池には白鳥が遊び、遊歩道には可憐な桜が咲いていました。
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せっかく佐倉まで行くのだから、ランチを食べるのに良いところはないかと、ネットで探して
みました。ぐるなびで見つけたのが・・・「イタリアンレストラン オリベート」石窯で焼き上げるナポリピッツア・・・ナポリピッツァの最大の魅力であるモチモチ感を実現
この言葉に惹かれました。ネットも、車のナビも、こんなときは便利ですね。
1時半頃着いたのですが、オリベートはほぼ満席でした。
本格石窯ピッツァ、自家製生パスタとありましたが、ピザ台はモッチリしていて、パスタは
アルデンテ。前菜も、デザートもとても美味しく、リーズナブルなお値段。
これって、ユーカリが丘だからできるお値段?!







        コーヒーカップまでおしゃれ。


    
                 
by nhana19 | 2006-11-19 23:02 | 展覧会☆コンサート☆観劇
世田谷美術館 「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」
 世田谷美術館へ「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」を見に行ってきました。
用賀で降りて、親切な道しるべにしたがって歩いていたら、世田谷美術館へ無事着きました。
とても良い環境の中にある美術館は思いのほか・・・やはり・・・混んでいました。

 私は小さい頃から、ルソーの絵が大好きでした。
といっても好きなのは、彼の晩年の”ジャングルシリーズ”です。
エキゾティツクで幻想的な熱帯の密林風景。遠い異国のジャングルにあこがれたのです。
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彼はフランス生まれ、入市税関で働きながら40歳ごろ趣味として独学で絵画を始めました。
パリの植物園での写生、名画の宝庫ルーヴル美術館で許可を得て、仕事の合間に好きな絵
を模写、このようにして独自の技法を学びました。
彼の絵の描き方は、パレットに色は1色しか出さず、葉の一枚に丹精をこめて絵の具を塗っていきます。一枚塗りおわったらパレットは洗います。そうしないと、色が濁ってしまうからです。
また、一度塗った色は二度と塗りなおさないという彼の自信の表れでもあったようです。

アンリ・ルソーは「無意識の天才」とも、「自覚の無い前衛画家」とも呼ばれた人です。
画家としての正式な教育を受けなかったため、デッサン、遠近法、明暗法などを身につけて
いませんでした。まるで子供の絵のような型破りの表現(貼り付けたような人物。影のない
風景)が、人々の嘲笑を誘いました。
しかし、ルソーの絵を愛していた人達もいました。詩人のアルフレッド・ジャリやギョーム・アポ
リネール。そして、ピカソやマリー・ローランサンといった若い世代の画家達です。誰の影響も
受けていない、独学で独自の技法を学んだ絶対的な個性に、彼らは目を見張ったのです。
日本でも早くからその作風は紹介され、藤田嗣治、岡鹿之助、加山又造など多くの画家に
影響を与えたのです。
ようやく世間に認められたのは、60歳を過ぎてからの事でした。
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      ☆オレンジの森の猿たち☆今回の出展作品 絵葉書を買ってきました。
by nhana19 | 2006-11-12 22:16 | 展覧会☆コンサート☆観劇
上野のお山 Ⅱ
 e0055176_20225833.jpg東京都美術館の「大エルミタージュ展」のあとに、隣にある東京国立博物館へ行きました。
もちろん、東京博物館パスポートを持っているので、
鑑賞するのはフリーです。

今開催されているのは「仏像(一木にこめられた祈り)」です。
一木彫(いちぼくちょう)というのは、1本の材木で一体の仏像を彫り上げることですが、本体の主要部分が同じ木であれば肩や膝の部分を別の木で彫っても一木彫と言うのだそうです。  
ほかには寄木造りというのがあります。

昔はほとんどの仏像が白檀の木で彫られていて「壇像」と言って
いました。白檀は直径30センチ位にしか育たず、小さい仏像
しか出来ませんが、ねばりがあって堅いので、細工には適していたようです。

古来、木には神や霊が宿るとされていました。
一木彫は、一度彫り始めたらやり直しがきかないので、常に木と向き合い、本体と細い部分
のバランスをとりながら一刀一刀刻んでいく真剣勝負です。
波打つ衣の柔らかいカーブや、手の表情、お寺ではめったに見ることが出来ない後ろからの
優美な姿に、見とれてしまいました。
一木彫の作り方の過程を展示している部屋があって、仏像の出来ていく過程を目で追って
いると、丸太1本を、ノミで削って造るというより、丸太の中から仏様を”掘り出した”のではと
言う気持にさせられます。

高賀神社所蔵の、円空の造った十一面観音菩薩立像・善女龍王立像・善財童子立像
前に立った時、今通り過ぎてきた高貴で凛とした顔の仏像と違い、顔の素朴さ、温かさ、
優しさ和やかさに心癒され、ほっと気持ちがほぐれ心に灯が灯ったようでした。
この三体は1本の丸太を割って造られています。、十一面観音像の台座の上に、像の彫刻
してある面を内側にして両脇の二体を重ねれば、丸太の形が復元できるそうです。

2館合わせて5時間近く見ていた計算になりました。
とても疲れましたが、心は満たされて・・・でした。でも、家に帰ってちょっと寝てしまいました。
芸術の秋を楽しむためには、体力が要りますね~~~
by nhana19 | 2006-11-03 23:59 | 展覧会☆コンサート☆観劇
上野のお山 Ⅰ
 東京都美術館の「大エルミタージュ美術館展」と、東京国立博物館「仏像 一木(いちぼく)
にこめられた祈り」を見に行ってきました。

e0055176_22125492.jpgエルミタージュ美術館に大好きな絵があります。
イワン・クラムスコイの「忘れえぬ人」
"ロシアのモナリザ"とも言われていますが、
レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザと同じように、
絵がどこから見ても自分を見ているような視線で
描いてあります。この絵をもう一度見て見たい~
今回は残念なことに来ていませんが。

エルミタージュ美術館は、ルーブル美術館、大英博物館と並び、数の多さと質の高さから
世界三大美術館の一つといわれています。
エカテリーナ2世が自分の楽しみと、ロシアの文化向上のために集め始めてから、数々の
皇帝、帝政時代の貴族によって蒐集は続けられ、今では部屋の全てを回るだけで28kmに
及ぶ通路を歩き、300万点のコレクションを全て見ようとしたら、数年を要するということです。
今回、たくさんの作品の中で目を引いた作品が2点ありました。
            ヤーコブ・フィァン・ライスダール 《 森の中の小川 》

旧約聖書のヨブ記には人間の一生を木に喩えた一説があります。
「木は切られても又新芽を吹き、若枝の絶えることはない。地に下ろしたその根が老い
幹が朽ちて塵に返ろうとも、水気にあえば又芽を吹き、苗木のように枝を張る。
だが人間は死んで横たわる。息絶えれば人はどこへ行ってしまうのか。」

           ゴーギャン 《 果実を持つ女(エウ ハエレ・イア・オエ) 》


e0055176_03377.jpgこの絵には「エウ ハエレ・イア・オエ」と言う副題が
付いています。
左下にサインがありますが、そこにこの文字が
刻まれています。 ”われわれはどこへ行くのか”

果実はタヒチのかぼちゃです。上に紐を通して、主に水の運搬に使われているようです。
”われわれはどこから来たのか” ”われわれは何者か” ”われわれはどこへ行くのか”
ゴーギャンは、この問いをみずからの作品のテーマに掲げました。

東京都美術館美術館はとても混んでいましたが、配置が良かったのか、枚数も多からず
少なからず、ゆっくりと鑑賞することができました。

夫とコーヒーを一杯飲んで、さあ、国立博物館へ・・・・・
by nhana19 | 2006-11-03 23:16 | 展覧会☆コンサート☆観劇
夜の展覧会
 庭園美術館では8月26日から31日まで、夕方6時から8時まで夜間開館をしています。
先日,昼間行ってきましたが、今日は夕方から行って見ました。
夕闇に包まれる庭園側から美術館を見ると、窓から漏れてくる灯りがとても温かく見えます。

正面玄関に入って、ルネ・ラリックの、少女のガラスレリーフ扉を見て、Wa!wa!・・・・・・
太陽の光の中の少女は,ただそこに存在するだけでしたが、今,少女はガラスの中から
抜け出そう、飛び立とうとしているようです。美しい・・・・・・
部屋に太陽の光が満ち溢れていた昼と、灯のともされた夜ではこんなに雰囲気が
違うものなのでしょうか。



それは香水塔も同じです。なんてエレガントなんでしょう。
アンリ・ラパンがデザインし、セーブル製陶所で製作され、フランス海軍より朝香宮家に
寄贈されたものです。
朝香宮邸当時は上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香りを漂わせたという由来から
後に香水塔と呼ばれるようになったそうです。



エッチング・ガラスのパネルをはめこんだ大客室の扉、流線型の花の照明塔、光の灯った
シャンデリア、大食堂の暖炉の上のラパンの絵など、昼には味わえなかった幽玄の世界、
エキゾチックな世界に浸ってきました。

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by nhana19 | 2006-08-26 23:08 | 展覧会☆コンサート☆観劇