木曜日から土曜日まで仙台に帰りましたが、久しぶりに足を延ばして平泉の中尊寺・毛越寺まで行ってきました。 空のなんて広いこと・・・
ローカル線に乗り、緑の中に身を置いて、仏様を見て、気持ちがスッキリ! 目的地に行くだけでなく、たまには少し遠出をしてみるのもいいものだと思いました。 きっかけは・・・ 新幹線においてあった冊子「トランベール」。その中に「奥州藤原氏の仏教都市・平泉の誕生」と題したページがあり、奥州藤原氏の初代清衡、二代基衡がなぜ、どのようにしてこの平泉に壮大な寺院伽藍を築いたかが書いてありました。 私には平泉=義経・弁慶の悲劇・・・がまず浮かびますが、その前に藤原氏がすばらしい黄金仏都を築いていたのですね。 仙台で降りずに一関まで。一関からローカル線に乗り換え二駅めに平泉があります。仙台から40分足らずで平泉に着き、意外に近いのに驚きました。 平泉駅で降りて、中尊寺まで徒歩30分くらい、タクシーで数分と言うので、道もあまり分からないのでタクシーにしました。運転手さんの「朝、吹雪いたんですよ」と言うわりには道端にはほとんど雪の跡がありませんでしたが、さすがに岩手県まで来ると風がとっても冷たいです。 杉木立の参道・月見坂をしばらく上って行くと右手に衣川が見えてきます。 弁慶堂、地蔵堂、薬師堂をたどって行くと中尊寺本堂があります。ここは天台宗の東北大本山だそうです。「吾妻鏡」によると寺塔40余、禅房300余がこの一帯を埋め尽くしていたという事ですが、今はその栄華を偲ぶのみ、静かなたたずまいになっています。 ちょっとお腹がすいて門前でひっつみ鍋をいただきました。 ひっつみはすいとんのようなもので、岩鋳鉄器を使った岩手の伝統料理だそうです。 #
by nhana19
| 2008-03-07 23:24
| Hometown
田舎へ帰るときの楽しみは車窓からの風景
新幹線”はやて”の席を予約するときはいつも”E席”。E席が満席のときはちょっと悲しい。 上野を過ぎて左手にまず見えてくるのは富士山。今日も見えて嬉しい。 そして日光連山の男体山。男体山は山の形に特徴があるのですぐ分かります。 次に見えてくるのは?・・・山頂に雲が乗っています。 安達太良山。この山を見ると千恵子の「あどけない話 」を思い出します。 吾妻小冨士も男体山と同じように特徴のある山の形なので分かります。 そして蔵王連邦。ここからは少ししか見えませんけれど。 もっと色々な山があるのですが、その山の名前が皆分かったらいいのにといつももどかしさを覚えます。お天気の日は嬉しい”E”席です。 帰りはいつも夕暮れ。この”誰そ彼(たそがれ)時”も大好きです。 真っ赤な夕焼けは見られなかったけれど、淡く暮れていく空は心にすっと入り込んできます。 #
by nhana19
| 2008-03-06 23:50
| Hometown
2年越しの友人の願いで、かつうらビックひな祭りに行ってきました。
勝浦って意外に近いのにびっくりしました。 今回は「南房総フリー切符」使いましたが、南房総エリアを自由に乗り降りできて舞浜エリアからだと5500円で買うことが出来ます。 東京の次は海浜幕張、海浜幕張から勝浦まで1時間で行くことができるのです。 「かつうらビックひな祭り」は、全国勝浦ネットワークの縁により、徳島県勝浦町で開催されていた「ビックひな祭り」を西と東で同時に開催しようという計画が持ち上がり、徳島県勝浦町から約7千体のひな人形を里子として譲り受けたのが始まりです。 現在は全国の家庭から雛人形を募集しており、その数は2万体を超えたということです。 私達が勝浦駅のホームを降りたところから始まり、会場まで歩く道筋にはたくさんのお雛様たちがいました。 メイン会場市民会館と遠見岬神社の石段に配したお雛様 覚翁寺のひな壇とアパートの外階段に飾られたお雛様 そして道端のお雛様 雨が降ったらどうするんでしょう。勝浦の人ボランティアの方たちでのチームプレイで片付けるのでしょうが、この期間中どうぞ雨が降りませんように。 今回は勝浦でお雛様を見ただけでしたが、来年はお雛様と一緒に海を見たり、ゆっくり美味しい魚料理を食べたり、周辺を見て歩いたりしたいと思います。 #
by nhana19
| 2008-02-29 23:24
| 旅&歩く&見る&食べる
誕生日に友人がプレゼントしてくれたのは「スイム&ダイムプラン」
二人ともこのプランが気に入っていてお互いの誕生祝は何となくこれになってしまいます。 久しぶりのプールはまったくかわっていませ~ん。 ジャグジーに入り、泳げない私はプールの中を歩き、イスに寝そべって、最後はお風呂に入り・・・久しぶりにゆっくりくつろぎました。 プールは全く人が居なかったわけではないのです。 今回は珍しく小さい子供4人と大人6人くらいで楽しそうに泳いだり遊んだりしていましたが、私達がちょっと寝ている間に帰っていました。 ゆっくり泳いで(歩いて)ジャグジーで温まり悠久の時間を過ごしました。 お腹がすいてちょうどいい時間。 食事はオチューアノで、ミシカのショーにあわせて1時半に予約しています。 「スイム&ダイムプラン」のコース料理は決まっていて、始めに前菜、エイの魚料理、牛の頬肉料理、デザートはブッフェかお皿にアレンジされたものかチョイスできます。 私達はブッフェの方を選びました。 誕生日のケーキと、今回のプレゼントはボールペン入り宝石箱(?)でした。 ミシカのショーを見て食事終わった後はシーに流れ、クリスマス以来のシーの雰囲気を楽しみました。 #
by nhana19
| 2008-02-25 23:47
| デイズニーリゾート
重松清さんの本は、言葉の1つ1つが読んでいる人の心に添い、辛さも、悲しさも、”そうなんだよね・・・”と共鳴してしまうのです。いつも優しい心にさせられます。
「カシオペアの丘で」の”下”は泣きながら読んでしまいました。 今までひたすら故郷に背を向けて生きてきたシュンがガンを宣告されたその日、偶然見ていたテレビに懐かしいカシオペアの丘が写っていた。 小学5年生のときに星降る丘で集った4人は、悲しい事件がきっかけで、30年ぶりに運命の糸に手繰り寄せられるようにカシオペアの丘で再会し、それぞれの過去と向き合う。 「ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、どちらが悲しいのだろう」―― 「せんせい、ぼくはゆるしてもらえるんでしょうか。トシとミッチョにゆるされて、しぬことができるんでしょうか。」 ・・・・・・・・「あなたがあなたをゆるせばいいんですよ」 ガンを宣告されたシュンが幼馴染の一人に言う言葉・・・・・・ 「ユウちゃん知ってるか?末期がんの人間が死ぬまでには5つの段階があるんだ。 俺も本で読んで知ったんだけど、最初は否認。そんなはずはないと打ち消すわけだな。 次に怒りが来る。何で俺だけが、って思う。 それから取引。もしも奇跡が起きたらなんでもしますって神頼みだ。 その後に抑鬱。もう気力を失って、でも最後は受容だ。 自分の運命を受け入れるしかないって気づくわけだよ。」 これはエリザベス・キューブラ・ロスの「死ぬ瞬間」に書いてある言葉です。 いずれ死ななければならない私達に、「カシオペアの丘で」は家族や友人がどれほどかけがえのない存在であるかを教えてくれるとともに、死んで行く時の心のありようをも教えてくれています。 #
by nhana19
| 2008-02-06 23:42
| 読書
|
カテゴリ
全体 日々徒然 デイズニーリゾート 映画 読書 布の絵本☆刺繍☆趣味他 旅&歩く&見る&食べる 展覧会☆コンサート☆観劇 ミステリーツァー 草津良いと~こ~♪ Hometown 東京スカイツリー 奈良徒然 サンプル百貨店 ホームベーカリー&手作り お気に入り カフェカイラ 詩 以前の記事
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||