先日アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」
昨年映画を見ていないので話題についていくことができず残念に思っていたら、本を借りることができました。 モックンが15年前にインドを旅行したとき、ガンジス川に流れる死体を目の当たりに見て死生観について深く考えるようになったということです。 帰国後、青木さんの「納棺夫日記」を読み、青木さんとの交流が始まって15年の歳月をかけてモックンの願いの映画化が実現したということでした。 納棺夫という職種が存在し、どのような仕事内容かと言うことも初めて知りました。 考えてみたら、私の両親も親戚もみんな病院で亡くなっているので、看護婦さんがそのような処置をしてくださいました。 亡くなった後、このように心をこめて送り出していただけたら嬉しいですね。 こんな話をしていたら、「そういえば・・・」とこんな話を耳にしました。 コンビニがはやりだしたころから亡くなった人の体が腐りにくくなったと。昔と比べて、死体が腐りにくくなったというのです。 ようするに、防腐剤、保存料の入ったお弁当や加工食品が増え、コンビニで24時間手軽に手に入るようになったので、そのころからそのような現象が起きだしたということです。 防腐剤、保存料は体からなかなか抜けず、それが蓄積され亡くなっても腐りにくくなったということでしょう。 このごろ景気が悪くなりスーパー、コンビニ、お昼時の会社周辺でも、安いお弁当がたくさん売られ人気です。お弁当のごはん、おかずには当然のように何らかの防腐剤、保存料が入っています。家庭で作る食事のように、作ってすぐ食べるというわけにはいかないので当然かもしれませんが。 コンビニエンスストアは英語の”convenience”日本語の”便利”から来ています。 本当に便利な世の中になりましたが、こういう現象も起きているのだとちょっと考えて、添加物まみれ(?)になっている自分の体を見直してみることも必要かと、こんな話を聞いて思いました。 ”余談”でしたね・・・
by nhana19
| 2009-03-10 10:49
| 読書
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